2021年9月にボードゲームの会に参加したときに、カルカソンヌJで初めて遊んでかなりおもしろかった。(他のボードゲームは2020年頃から遊んでいたが、なかなかカルカソンヌまでたどり着かなかった。)買おうと思って調べてみたら、ちょうど20周年記念版が発売されたことを知り、購入。ボードゲームの中で1番気に入った。稼働率も一番高い。
カルカソンヌのルール
地形(道、都市、修道院、草原)が描かれたタイルを1枚ずつひいて、繋がるように配置して、ミープルを置いてポイントを獲得していくゲーム。
ミープルには数の限り(通常7コ+得点ボード用1コ)があり、これを上手く点数にして、手元に戻して繰り返し使っていくことを考える。
自分の手番では
タイル配置後に配置したタイルに描かれている道、都市、修道院、草原のどれかにミープルを1つだけ置くことができる。置かなくてもよい。
すでに他の(自分、他のプレイヤー含めて)ミープルが置かれている地形につながるようにタイルを配置したら、そこに新たにミープルを置くことができない。
タイルを配置したときには地形がつながっていなくてミープルを置けたが、後でタイルを配置していくことで他のミープルが乗っている地形とつながるのは有り。
地形が完成したときに、その地形にいるミープルの最大数のプレイヤーが得点を得る。(ミープルのコ数が同じときはそのプレイヤー全員得点を得る)
それぞれ完成のルールがあり、完成したらポイントを得て、ミープルを手元に戻すことができる。
完成のルールは
・道:道の両端が止まったとき(都市、修道院、村などにより、道が終わるか、円環状になり道が止まるとき)→道の描かれたタイル1つにつき1点
・都市:都市の周りが全て壁で囲みきったとき→都市の描かれたタイル1枚につき2点、紋章マーク1つにつき2点
・修道院:修道院の周り8ヶ所すべてにタイルが配置されたとき→9点(囲まれたタイルと修道院のタイルすべて1枚につき1点)
地形タイルをすべて置き終わったら、未完成の地形と草原の最終得点計算をする。
ミープルが乗っていて、
完成していない道:道タイル1つにつき1点
完成していない都市:都市タイル1つにつき1点、紋章も1つ1点
完成していない修道院: 修道院のタイルと囲んでいるタイル1つにつき1点(9点ー囲めなかった箇所1つにつき1点)
草原:ミープルの寝転んでいる草原が繋がっている範囲に完成している都市1つにつき3点(1度寝転んだミープルはゲームが終わるまで手元に戻ってこない)
最終得点が最も高い人の勝利となる。
カルカソンヌ20周年記念版の特徴
「20周年版」には、
・基本セット(地形タイル72枚(スタートタイル1枚、修道院タイル6枚含める)、ミープル5色×8コ、得点ボード、ルールブック)
・ミープルと修道院長コマ用のシール(6色分)
・修道院長拡張(修道院長コマ各色1コ)
・川拡張(17枚(スタートの泉はWタイル、ゴールの湖2枚含める)
・20周年拡張(矢印のある地形タイル15枚)
が入っている。
「通常版(カルカソンヌJ)」との違いは、
・ミープル、修道院長用のシール(いろんな人のイラストになっていてかわいい)がある
・タイルと得点ボードが20周年のお祝いのデザインになっている
・日本の観光地(6枚)がない
・川拡張⇒タイルの枚数が5枚多く、スタートの泉タイルがWタイルであり2方向に広げられるため、ゴールの湖タイルが2枚になっている
・20周年拡張がある
⇒(1)矢印マークの先にタイルがあるように配置する(①矢印のあるタイルを矢印の先にすでにタイルがあるように配置するときと、②矢印のないタイルをすでに配置された矢印のあるタイルの矢印の先に配置するときの両方)と、矢印に描かれている効果((a)自分のミープルを置いているところに2つ目のミープルを配置できる、(b)すでに配置しているミープルをまだ完成していない地形に動かす、(c)連続手番)の3つのうちどれかが得られる。
(2)矢印のあるタイルを矢印の先にタイルがないように配置したときは、2点を得る。(矢印に描かれている効果はなし)
ということ。
追加したい拡張について
これだけでも十分楽しく遊べるが、いろんな種類の拡張があり、通常版に拡張1「宿屋と大聖堂」を加えるとバランスが良くなるとあったから調べてみた。
「宿屋と大聖堂」には、
・湖畔の宿がついた道タイル6枚
…このタイルがつながる道を完成させると、道のタイル1枚につき2点になる。未完成のときは0点。
道の得点アップになる!
・大聖堂2枚
…4辺すべて都市と接するタイルで、このタイルを含んだ都市を完成させると都市のタイル1枚につき3点となる。未完成のときは0点。
都市が大きくなるので完成を阻止するのにも使える。
・新しい地形タイル10枚
基本セットにはないパターンの地形も含まれる。
・大ミープル 6色分(各色1コ)
1体でミープル2コ分として扱えるので、乗っ取りに使える。得点は2コ分にならず、コ数争いに使う。
・6人目のプレイヤー用ピンクのミープルと修道院長コマ
・50/100点タイル
が入っている。
そこで、「通常版(カルカソンヌJ)」の日本の観光地拡張と「宿屋と大聖堂」の道の得点アップになるタイルと新しい地形タイルが欲しくなった。ミニ拡張を調べたら同じような効果を持つタイルや得点アップの効果があるものや地形タイルを見つけた。これらを組み合わせて新たな拡張を増やすことにした。
追加したミニ拡張
これらのルールはそれぞれ別の記事へ。
・ドイツの修道院(6枚)
・ドイツの大聖堂(6枚)
・ドイツの城(Wタイル6枚)
・フェスティバル(10枚)
・ライプチヒの市場(Wタイル4枚)
・果実の木(6枚+フルーツトークン6種類×4コ)
・ラビリンス(2枚 新旧1枚ずつ)
・農民一揆(12枚)
・従者(各色透明ミープル1コずつ)
・カルカソンヌの伯爵(12枚分のタイル、伯爵コマ)
・学校(2枚分のタイル、教師コマ)
・カルカソンヌマップ フランス
・拡張カード ギフト