Actions speak louder than words.

行動は言葉よりも雄弁

【韓国の昔話】魔法の石うす

内容

昔々、あるところに王様がいて、魔法の石うすを持っていた。「ご飯よ!出て来い!」と言えば、ご飯が出てくるし、「ご飯よ!止まれ!」と言えば、石うすは止まった。

ある日、欲深い泥棒が宮殿に入り込み、石うすを盗んでいった。「王様に見つかる前に。早く遠くに逃げよう!」と海辺に行き、船に乗った。

泥棒は魔法の石うすの効果を早く確認してみたかった。

「これが有名な魔法の石うすだな!一回、実験してみよう!金(きん)よ!出て来い!」と叫ぶと、石うすからは金が出て来た。

「うわ~本当に魔法の石うすだ!じゃあ今度は、金(きん)よ!止まれ!」そう言うと、嘘のように金が止まった。

泥棒は夢のようだった。

「この世で羨ましいことなんてもうない!今後は高い塩を売って、金持ちになってやろう。塩よ!出て来い!」そうすると石うすからは塩が溢れ出てきた。塩はすぐに船の上にいっぱいになった。

けれども、欲深い泥棒は止めることをしなかった。白い塩が船にいっぱいになると、船は傾きだした。

びっくりした泥棒は「塩よ!止まれ!」という言葉を忘れてしまった。ついに石うすは船と一緒に海の底に沈んでしまった。

この魔法の石うすは海の中で休むことなく塩を出し続けている。海の水が塩辛い理由は、この石うすから塩が出続けているから、だと言われている。

 

 

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この話はハブルータ初心者講習で初めて知った。

日本にも似た話があって、いろんな国に同じような話がある、

まだまだ知らない昔話がたくさんあって、それを読んでいろんなことが考えられるし、いろんな教えがあるなと思う。