Actions speak louder than words.

行動は言葉よりも雄弁

【囲碁】について

囲碁との出会い

囲碁は、ヒカルの碁を読んでアニメも見ていたことがあるだけで、学生の頃にやっていたわけではない。

2018年の4月から囲碁部顧問になり囲碁に出会い、生徒に教えられるようになりたいと思いながら、強い生徒に教わったり、始めたばかりの生徒には教えたりして部活で生徒と打っている。団体戦に出場して、全国大会の常連になれるように、生徒を鍛えたい。

囲碁教室にも週1で通い個人レッスンで指導をしてもらっている。ネット碁も少ししているが、自分の手で石を置いて、直接相手の顔や反応を見ながら打つ方が楽しい。2022年5月の時点で2級くらいになり、初段を目指している。

大人になってから始めた趣味の中で一番おもしろいと感じるし、ずーっと続けられる趣味を見つけたと思う。こんなにおもしろいゲームに学生の頃に出会いたかったなーとも思うけど、大人になってから出会ったから続けられているとも思う。

 

囲碁のおもしろさ

強い人に打ってもらって、いろんな技をかけられて自分の石が死んだり、取られたりすることで、うわーその技覚えよう!となる。そしていつか誰かにその技を仕掛けようと思い、囲碁を打ち続けている。その繰り返し。

繰り返し定石とか詰碁とか手筋は練習しないと身につかない。詰碁を解くことはスポーツでいえば筋トレをするようなものだと教わり、続けていかないと力にならないと実感している。

相手の打つ手を読んで先までじっくりゆっくり考えることが難しいけどおもしろい。毎回できあがる盤面は違うものになり、少しずつできることが増えていくと楽しい。

論理的に考える必要もあり、じっくり考えることは嫌いじゃないので、囲碁教室の先生に向いてるね、と言われて妙に自信をもって続けている。考えること(先の手を読むこと)をちょっとさぼるとすぐにばれてしまう。それができるようになればもっと強くなれると思う。難しいことから逃げない!

白黒交互に打つので、自分だけが得する、相手だけが得するなんてことはない。

様々な格言があり、人生に通じるものもあり、囲碁を打つためのこととしても、相手に対してのかかわり方(人との接し方)も考えさせられる。格言の意味を考えたり、実戦で意味を体感できるのもおもしろいなと思う。

 

どうしてその手を打ったのかを考える

対局後の検討で順番に石を並べられるのは、丸ごと無意味に暗記しているのではなくて、打った手の意味を考えて覚えているということを知った。まだすべて再現はできないけどできるようになりたい。

 

琴棋書画について

琴棋書画とは、琴(琴を弾く→音楽)、棋(囲碁を打つ)、書(書を書く)、画(絵を描く)のこと。

昔の中国で士大夫(上流階級の人)が身につけるべきものとされた4つの芸。日本でも室町時代以降の襖絵、屏風絵、障壁画などの題材として、その様子が描かれている。この題材になっている作品をいつか見に行きたい。

私は趣味で、ギターを弾き、囲碁を打ち、書道も昔習っていて字を書くのは好きである。絵も昔習っていて、絵を描くことに限らず、マインドマップのように図やイラストを取り入れてかくことや写真の編集や消しゴムスタンプ作り、キーホルダー作りなどのモノ作りも好き。

4つとも好きなので、だからこそ、どうして高校の芸術科目に囲碁が入ってないのだろう?と思う。芸術の選択科目になったらいいのに。