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行動は言葉よりも雄弁

【読書記録】幸せなライフシフト

幸せなライフシフト

アウトプットが人生を変える

『しつもんnote』

著者:牧 隆弘

 

あらすじ

①成功の秘訣は、新しいことに興味を持ち、学び続け、アウトプットすること。

あなたは、なぜこの本を読もうと思ったのか。どういうことに興味を持っているのか。

何をアウトプットしていきたいですか?

 

 

②自分の軸を整える。

自分の時間は自分で使う。視線を15度上げていこう。生産性を追わずに「しなやか」を意識する。深刻にならずに真剣に。

自分の時間は自分で使う。視線を

あなたにとって「豊かさ」とは何ですか?

 

21世紀は「正解」がない成熟社会。本当に自分がやりたいことを軸にする。本当に伝えたいことをビジネスにする。

あなたの軸は整ってますか?

 

 

③人生のポジションを決める。

2つの軸で考える。

(1)お金の循環が多い/少ない

(2)時間がある/ない

・お金の循環が多くて時間がある→ライフトラベラー

・お金の循環が多くて時間がない→経営者

・お金の循環が少なくて時間がある→未来の活躍者

・お金の循環が少なくて時間がない→時間販売者

時間のスペースを作る。生産性の低いものをやれる余白を作る。クリエイティブタイムをどれだけ持てるか。予定を入れない→リラックスする→アイデアにつながる

あなたは今どこにいて、どのポジションを豊かだと感じますか?

 

会社にいることを前提とした働き方改革。多くの人は自分の人生を会社に依存していることに気付いていない。

「週末起業」「人生二毛作」「2枚目の名刺」をやってみれば良い。

あなたが本当にやりたいことは何ですか?

 

 

④経営は実行

知る、やる、感じる、シェアする。

知ったことはやってみる。やったら感じてみる。感じたことはシェアする。このサイクルで力がつく。

点→線→面→立体

人に伝えてみる。SNSにあげてみる。恥をかく。失敗からしか学べない。みんなが助けてくれる。

おもしろそうだからやってみる。60点でもいいからやってみる。行動してみないとわからないことがある。やったほうがかっこいい。人の目さえ気にしなければ何でもできる。やってみれば見える景色が変わる。

あなたの実行できないブロックは何ですか?

 

 

⑤サービスラインのポイント

3つ視点をもつ。

(1)好きなこと 情熱をもって取り組めること

(2)得意なこと 世界一になれること(範囲を決めて狭めてそこでNO.1でよい)

(3)社会・人のためになること 経済的原動力になるもの

3つの視点が交わったところがあなたのミッション。このミッションに合ったサービスラインが見つかれば持続可能。

自分が「何者なのか」を整理する。自分の強みは身の回りにある。自分が尖れる分野を見つける。人と違う点。

あなたのミッションは何ですか?

 

 

⑥持続可能な成功法則

成功の定義は人それぞれ。「善きことを思い、善き人と、善き行いをする」ことが有効。人生のステージによっても変わる。お金<時間<おもしろい(美しい) ということもある。

真剣に考えつつ、自分を楽しんでみる。妄想する。自分をパロディにしてみる。いろんな角度から見てみる。

波動の合う仲間と化学変化を楽しむ。自分がおもしろいと思うことは、やめろといわれても続く。続いたものしか結果は出ない。

あなたにとって成功とは何ですか?

 

 

ライフシフトの本質

今の職場で充実しているのであれば問題ない。その環境で頑張れば良い。時代が動いている。何が変わってどう適応するのか。失敗から学ぶ。失敗をおもしろがる社会に変わる。Try&Errorを習慣にする。やってダメならそれから変えれば良い。

『幸せなライフシフト』とは、感謝から始まる。

1.自分の人生は自分で決める

2.人それぞれ

3.楽しいを起点とする

4.自分軸を大切にする

5.自分の時間を自分で使う

6.刷り込まれている思い込みの解放

7.人の目を気にしない

8.完璧を求めない

9.笑いにあふれる

10.ストレスフリー

11.いい人をやめる

12.与える喜びを知る

13.恩贈りを習慣化する

14.シェアする

15.愛する

あなたにとって幸せなライフシフトとは何ですか?

 

 

⑧サラリーマンが起業するとき

日本人は不安が先に立つDNA。知らないから不安。不安の原因を知ることができれば大丈夫。

商品は モノ か サービス(体験) か 情報 の3つ

    他人の商品 か 自分の商品 で2つ

販路として ネット か リアル で2つの 合計12種類。

この組み合わせでイメージする。

社会インフラを活用して資本を最小限にマネジメントする。(人を雇わない、オフィスをもたない、在庫をもたない)→時間の豊かさを手に入れる

あなたが起業するとき、どのようなサービスを提供しますか?

 

 

⑨山高ければ谷深し

無理なスキームは持続可能ではない。小さく売ってそこそこ豊かというポジションも悪くない。

大体のところでスタートする。動き出したところでいろんな課題が出てくる。その課題に対応していったほうが早く事業化できる。完璧を手放さないと動けなくなる。

パルテノン神殿方式。2つ3つとサービスラインを作る事業。柱をいくつか立てて会社を支える。

あなたはどの世界を目指しますか?

 

 

⑩サラリーマン40歳 昇格は低い方(この本のペルソナ。そうだったのか!)

1度しかない人生。『自分軸』で生きてみたい。自分らしい生き方にライフシフトするための1つとして、3年計画、週末起業、年収300万がイチオシ。

選択と集中を明確にする。『波動が合わない人とは会わない』限られた時間は自分自身と自分の大切な人たちのために使うもの。会うべき人に会う。

他人からの賞賛や感謝など求める必要はない。自分は世の中に貢献している、という自己満足で十分だ。

あなたはどのような選択と集中をしますか?

 

 

⑪安定は不安定の始まり

サラリーマン時代とフリーランス5年間の大きな違いは、「時間」「付き合う人」「思考パターン」。思い込みはマスメディアによって刷り込まれている。

週末はTV,新聞断捨離をしてみては?逆に情報を発信してみる。SNSを使う。自分から発信する。はじめの1歩を踏み出せるかどうか。

情報を断捨離するとどうなりますか?

情報を発信するとどうなるでしょうか?

 

 

⑫ビジネスオーガナイズMAKIメソッド

サラリーマンというリスクについて。

将来への不安、モヤモヤした精神状態、考えない習慣、愚痴る習慣、他責の習慣、人の目を気にする保身感情。これらは確実に毎月収入があるから。

1.現職は直ちに辞めない 年間およそ140日間の休みを活かす

2.儲けすぎない経営を目指す

3.副所得を300万(月20万)、600万(月45万)、900万(月80万)と段階的に決める

4.良質なコミュニティを楽しむ

5.税金の勉強をする

6.強みを最大限に生かす

7.デジタルコンテンツ化する

あなたにとって『豊かさ』とは何ですか?

 

 

⑬囲い込まず、囲い込まれる

週末起業でできる。会社は辞めない。目処が立ってから独立する。スタートのハードルを低くする。

必要とされる自分になれる仕事を選ぶ。さばき仕事に価値はほとんどない。

GIVEを先にする。どこかで誰かが必ず見ていてくれる。

異世代、異性、異文化の人たちとの体験シェアは良質な頭の体操になる。

お互いに成長し合う関係をおもしろがる。広めるより深める。深まれば広まる。

あなたが欲しいものは何ですか?

 

 

人生100年時代の考え方

基本的には老後資金で悠々自適にクラスという発想はやめた方がよさそうな時代。長続きに執着しない。

時間・スキル・人脈・お金というリソースをどう使うのかを追求する。健康でwork,study,enjoy!

時間はお金で買うもの。必要なものはプロから学ぶ。無から有は生じない。払った費用の2倍は利益が出るなら迷わずGO!自分のレベルを上げる。

価値観の違いを認め合うことからコミュニケーションは始まる。環境と教育で異なるもの。

世の中で一番難しいことは、自分を知ること。

 

☆信頼投資 ローリスク・ハイリターン

1.常に「人と違うこと」をやれ。人が右と言ったら左へ行け。

2.最もローリスク・ハイリターンな投資は自己投資である。

3.商品にサイクルがあるように、人生にもサイクルがある。

4.「仕事から学ぶ」が最も効率的かつ効果的。(1日のうちほとんどが仕事)

 

投資するのは金銭ではなく「信頼」。

(1)人生の価値基盤をお金→信頼にシフトする

(2)相手を思いやり、誠心誠意接する

(3)損得勘定をしない。見返りを求めずに与える

(4)喜びを分かち合う

これらを日々心掛け、行動(投資)していると、人間関係やビジネスにとても良い循環が生まれてくる。

自分の波動に合う人が集まってくる。自分にできることを惜しみなく提供する。(食い逃げされたら自分の見る目がなかったんだと思う)

大切なのはどんなつながり方をするか。

実際の経験・体験を通して得た知識は、自分にとってのブルーオーシャン(自分にとっての豊かさにつながる)になる分野を見つけることになる。

その中に、他人が価値を感じて買ってくれる何かがあると考える。

 

 

読んだ感想

著者が思っているこの本のペルソナではないし、起業しようと思っているわけではないが、読み始めたらおもしろかったので最後まで読んでみた。

生き方、働き方を考えさせられる内容で、人生100年時代を生きる上で、自分に何ができるのか、自分の強みをどのように生かすか、いろいろ動き出すきっかけになった。やはり、動かないと何も始まらない。人の目を気にして生きるより、自分のやりたいこと、自分が楽しいと思える人生にしたい。

読んだときにノートにまとめているものを、さらにブログに書き起こしてみて、もう一度内容を読んでいると、もっとできることがありそうだなと感じた。できることからどんどん始めないと時間がもったいない!