Actions speak louder than words.

行動は言葉よりも雄弁

【タルムード】与えた意味がない

内容

ある村に勉強熱心な青年がいた。

そこへ預言者エリジャが現れて、その青年に「何か願いはあるか?」と聞いた。その青年は「勉強して知識を持ちたい。」とエリジャに言った。エリジャは彼に大量の本を与えた。

3年後エリジャが乞食の格好をしてこの青年のもとに現れ、ある難しい質問をした。そうしたところ、その青年は本に書いてあることをスラスラと答えた。

そこでエリジャは乞食の格好から預言者の服装にいきなり戻り、「君には大量の本を与えたが何にもなっていない。」と言った。

青年「そんなことはありません。私は書いてあることは全部覚えました。」

エリジャ「それじゃ、本を私が与えた意味がないじゃないか?」

青年「どういうことですか?」

エリジャ「大量の本は、君が自分の独自の考えを持つために与えたのだ。そころが君は覚えただけだ。」

と言うや否や、エリジャは青年の頭の中から覚えた全ての記憶を消してしまった。

 

 

 

 

大量の本を読むことも、全て覚えることもすばらしいが、やはりそこから自分はどう考えるかが一番大事だということだということがわかる。

本を読まない人や、知識を得ようと努力をしない人は何を生きがいにして生活しているのだろうか?

こうやってネットや本で調べたタルムードを記事にするのも、ただ内容を載せるだけでは記録にはなるけど自分の頭にとっては何も意味がない。この内容を読んで自分はどう考えたか、どんなふうに行動を変えたかなどの自分の意見を持つことが大事だから(むしろそうしないとただのコピペ)一言書くようにしている。