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【読書記録】紙1枚!独学法 すべての知識を「20」字でまとめる

著者:浅田すぐる

 

たしか、東大思考(まだ読書記録にまとめられていない)という本の中で紹介されていた本。

マインドマップに読書記録とかハブルータの内容をまとめるのに、もっと言葉を短くしたいなーと思っていたから読んでみることにした。

紙1枚で一目で把握できるように報告のレポートを作る能力を身につけたいとも思うから、読んでいくうちに具体的にどうやって書くのかが知りたくなり、書いてみたい!とワクワクしながら読んだ。

やっぱり実践系の本は好きだな。ただ知識を与えてくれたり、具体例を紹介してくれる本よりも、実際に段階を分けて読者が取り組める内容が含まれている本からだと学んだなーと思う。

 

20字で1メッセージは伝えられる。

俳句の五・七・五は、を入れたら20字になる。

原稿用紙も1行20字。

PCやタブレットで作るよりも手書きの方が記憶に残るというのも共感できる。

 

 

1つめは、「20字」インプットのフレームをもとに、どのように書き込んで作っていくかがわかりやすく書かれていて、読書内容や講演内容のまとめ方がわかる。10枚くらい書けば20字の感覚が掴めてくるらしいからやってみたい。

 

2つめは、3Qアウトプットのフレームをもとに、読書や講演から学んだことを理解しているかのためのアウトプット用のまとめ方が書かれていた。理解する、ということは自分だけがわかっていることとは違い、人に説明できるということ。人に説明する機会があるかどうかは関係なく、人に説明できるレベルになったら理解できているということ。そのために、What? Why? How?の問いの答えを書き込む。

 

3つめは、ここまでの2つができるようになってから、学びを仕事に活かすために2つを1枚にまとめる、1枚コントリビューションのフレームをもとにまとめる方法。

自己実現から他者貢献に目的が移り、サポートしたい人に対して、本や公演から学んだことを、どのように伝えるかをまとめるためのもの。

自分のためにまとめられるようになったら、最終的には人のためにまとめて、その人が行動に移せるように伝えられるようになることが目標。

 

読書記録のブログを書いていたときに感じていたことがちょっと晴れた気がする。

これたで私は、作者の意図に沿ってあらすじをまとめて、全体を通して私はこう感じた。というようにまとめていた。ただ誰に対してのまとめなのだろう?と考え、自分は何を学びたくてこの本を読んだのか?がブレるとまとめたいことがわからなくなるなと思っていた、

自分がこの本を読んだ目的に合わせて読書記録をまとめればよくて、視点が違えばまとめのフレーズは変わるし、どの視点からなのかをはっきりさせて読むべきだということがよくわかった。

 

とにかく、せっかく書き方がわかったので、実際に書いてみたいと思う。まずはやらないと何もわからない。

2学期の生徒の志望理由書や小論文の指導にも役立ちそうだなー。