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【資格試験】基本情報技術者試験

2024年2月に基本情報技術者試験に合格したので、合格までに取り組んだことや基本情報技術者試験の特徴についてまとめておく。

基本情報技術者試験の概要

高度 IT 人材となるために必要な基本的知識・技能をもち,実践的な活用能力を身に付けた者を対象とした国家資格。

 

<内容>

A科目とB科目の2つ。(2023年4月より)

科目AはITパスポートと同じテクノロジ、マネジメント、ストラテジの3分野で、より深まった内容が問われる。60問90分。
科目Bはアルゴリズムとプログラミング分野16問と情報セキュリティ分野4問の合計20問100分。

<合格水準>

A科目B科目それぞれ1000点満点でどちらも600点以上で合格。

 

<使用した参考書・問題集>

・令和04-05年 基本情報技術者 試験によく出る問題集【午前】(著:イエローテールコンピュータ、出版社:技術評論社

基本情報技術者【科目B】アルゴリズム×疑似言語トレーニングブック(著:大滝みや子)

・令和6年 基本情報技術者 パーフェクトラーニング過去問題集(著:山本三雄、出版社:技術評論社

基本情報技術者午前一問一答問題集 2021年度版(Kindle版)(著者:百瀬央、出版社:Tokyo Interactive)

前提条件・学習計画

大学で情報科学を学び、競技プログラミングを趣味で少しかじっている(灰色レベル)。高校の数学・情報の教員として、出題範囲の内容を授業で触れるということもあり、少し勉強済み。2023年12月にITパスポート試験に合格。

2023年12月にITパスポートに合格して、A科目はITパスポートの延長だから、記憶に残っているうちに受けた方が効率が良いと思って問題集を買った。

B科目はITパスポートと別物レベルだったから、こっちの対策に力を入れてこれも問題集を買った。

 

当初の計画では3月下旬に受けようとしていたけど、試験2週間前に体調面を考慮して試験日を変更した。

 

実際に取り組んだこと

問題集をひと通り(3周目のはずだけど)なぞり終えてから問題集の最後の予想問題に取り組んだら総合で80%取れた。ここから試験直前の2週間くらいで、一気に過去問題集の残りのR4年度公開問題、R3年度公開問題、R2年度公開問題、予想問題①、予想問題②を解き、総合で平均75%くらいにまでなった。

 

B科目対策をメインに取り組み、for文の基本くらいまでのプログラミングが組めるくらいのレベルしかなかったけど、アルゴリズムもリスト、ソート、探索辺りも来年授業で教えるということもあって、教材研究も兼ねて取り組んだ。アルゴリズムの問題集の応用問題までをとりあえず2周した。サンプル問題は1周取り組んで、過去問題集にもサンプル問題が載っていたから、それを解くことで2周目。

A科目対策は、旧午前試験用の問題集に取り組んだが、とりあえず、テクノロジ系が5割くらい占めていると思い、苦手じゃない数学系の問題も多いのでテクノロジ系は2周した。1問1答のkindle本もテクノロジ系をとりあえず1周。マネジメント系とストラテジ系はITパスポートのときに結構深めに勉強したときの知識を当てにして、問題集をほんのパラパラ見ただけ。過去問題集のR5年とサンプル問題と予想問題をとりあえずギリギリ1周して試験に臨んだ。

内容を深める時間が足りてない気がして、試験3日前くらいに30%くらいの合格可能性しか自信がもてなかった。来年度の授業の予習で勉強していた部分でカバーできたところが多かった。数学系の問題が苦手じゃないから何とかなったのだと思う。

試験当日

14:00からの試験を受験してきた。30分前に会場(前回ITパスポートを受けた場所)についたら、受付で会場を間違えていることに気づき、急いで正しい会場へ。(徒歩5分の距離だったので余裕で間に合った。)受付を済ませて荷物をロッカーに入れて、身分証と注意事項の紙とボールペンと耳栓を持って10分くらい前に入室(腕時計は持ちこめないので時間はあいまい)。ログインして、注意事項を読んで試験開始ボタンを押したらはじめられた。

A科目を10分時間を余らせて終わらせて、途中の10分休憩もほぼ取らず、新しい紙をもらってB試験をそのまま開始。A科目が終わった時点で、たぶん合格点は超えただろうと思ってB科目も受けた。(受けないで帰る選択肢はなさそうだったけど。)B科目も見直しして、5分余っているくらいの時間で終わりにした。

終了直後に自動採点され、点数が画面に表示されて、合格基準も書かれているのでその場で合格かどうか自分で判断できた。

 

3時間頭をフル回転させて、ITパスポートより疲れた。

今回かなりアルゴリズムの知識がついた気がするから、次はアルゴリズム検定を目指そうかな。とりあえず、競技プログラミングを再開しよう。