Actions speak louder than words.

行動は言葉よりも雄弁

童話・昔話

【インドの古い話】ワニとサル

話に出てくる、ボーディサッタとは「のちに仏陀になるはずの人」という意味で、お釈迦様の前の世の姿のこと。 内容 むかしむかし、ブラフマダッタ王が、ベレナスの都で国をおさめていたころのことです。ボーディサッタがサルになって、ヒマラヤ山のふもとに…

【インド古い話】ぬけめのないヤマイヌ

話に出てくる、ボーディサッタとは「のちに仏陀になるはずの人」という意味で、お釈迦様の前の世の姿のこと。 内容 むかしむかし、ブラフマダッタ王が、ベレナスの都で国をおさめていたころのことです。ボーディサッタがヤマイヌに生まれて、そのかしらにな…

【インドの古い話】ばかなカラス

話に出てくる、ボーディサッタとは「のちに仏陀になるはずの人」という意味で、お釈迦様の前の世の姿のこと。 内容 むかしむかし、ブラフマダッタ王が、ベレナスの都で国をおさめていたころのことです。ボーディサッタが、ヒマラヤ山のほとりで水鳥のウに生…

【インドの古い話】1つぶの豆を惜しがったサル

話に出てくる、ボーディサッタとは「のちに仏陀になるはずの人」という意味で、お釈迦様の前の世の姿のこと。 内容 むかしむかし、ブラフマダッタ王が、ベレナスの都で国をおさめていたころのことです。ボーディサッタが王さまのご信任あつい相談相手になっ…

【グリム童話】漁夫とその妻

内容 あるところに、とても貧しい漁師がいました。彼は、妻とあばら家に住み、毎日、すぐ近くの海で釣りをして、生計を立てていました。 ある日、透き通った海で漁師は、ヒラメを釣り上げました。 ヒラメ「お願いです。僕を逃してください。僕は、魔法にかけ…

【インドの古い話】聖人の皮をかぶったヤマイヌ

内容 話に出てくる、ボーディサッタとは「のちに仏陀になるはずの人」という意味で、お釈迦様の前の世の姿のこと。 むかしむかし、ブラフマダッタ王が、ベレナスの都で国をおさめていたころのことです。ボーディサッタがネズミに生まれかわってきたことがあ…

【インドの古い話】ふたりのよい王さま

内容 話に出てくる、ボーディサッタとは「のちに仏陀になるはずの人」という意味で、お釈迦様の前の世の姿のこと。 むかしむかし、ブラフマダッタ王が、べレナスの都で国をおさめていたころのことです。ボーディサッタがその王子に生まれてきました。そして…

【インドの古い話】ネズミの恩返し

内容 話に出てくる、ボーディサッタとは「のちに仏陀になるはずの人」という意味で、お釈迦様の前の世の姿のこと。 むかしむかし、ブラフマダッタ王が、べレナスの都で国をおさめていたころのことです。ボーディサッタが石屋に生まれてきました。そして大き…

【インドの古い話】けちんぼがこらしめを受けた話

話に出てくる、ボーディサッタとは「のちに仏陀になるはずの人」という意味で、お釈迦様の前の世の姿のこと。 内容 むかしむかし、ブラフマダッタ王が、べレナスの都で国をおさめていたころのことです。イリーサという、ひとりの同業組合長がいました。この…

【インドの古い話】あわてウサギ

話に出てくる、ボーディサッタとは「のちに仏陀になるはずの人」という意味で、お釈迦様の前の世の姿のこと。 内容 むかしむかし、ブラフマダッタ王が、べレナスの都で国をおさめていたころのことです。ボーディサッタがライオンの子に生まれ、やがて1人前の…

【昔話】3匹の子ぶた

昔むかし、あるところに3匹の子ぶたが暮らしていました。ある日お母さん豚は子ぶた達に言いました。「そろそろ自分の家を作って、一人で暮らしてみたらどうだい。」 1番目の子ぶたは家の近くから藁を集めてきて、あっという間に藁のお家を作りました。「ブー…

【インドの古い話】金のハクチョウ

話に出てくる、ボーディサッタとは「のちに仏陀になるはずの人」という意味で、お釈迦様の前の世の姿のこと。 内容 むかしむかし、ブラフマダッタ王が、べレナスの都で国をおさめていたころのことです。ボーディサッタがバラモン僧に生まれてきたことがあり…

【インドの古い話】どろぼうと宝物

話に出てくる、ボーディサッタとは「のちに仏陀になるはずの人」という意味で、お釈迦様の前の世の姿のこと。 内容 むかしむかし、ブラフマダッタ王が、べレナスの都で国をおさめていたころのことです。ある村に、ひとりのバラモン僧が住んでいました。この…

【インドの古い話】だれが一番ばん年よりか

内容 むかしむかし、ヒマラヤ山の中腹にある大きなニグローダの木のそばに、シャコとサルとゾウとの3人の仲間が住んでいました。3人はおたがいに相手をうやまうこともなく、言うこともきかず、仲良く暮らしてはいなかったのです。それで3人とも、こんな暮ら…

【インドの古い話】鳥さしとウズラ

話に出てくる、ボーディサッタとは「のちに仏陀になるはずの人」という意味で、お釈迦様の前の世の姿のこと。 内容 むかしむかし、ブラフマダッタ王が、ベナレスの都で国をおさめていたころのことです。ボーディサッタがウズラに生まれかわって、何千羽とい…

【インドの古い話】サルの植木屋

話に出てくる、ボーディサッタとは「のちに仏陀になるはずの人」という意味で、お釈迦様の前の世の姿のこと。 内容 むかしむかし、ブラフマダッタ王が、ベナレスの都で国をおさめていたころのことです。ベナレスの町にお祭りのおふれがでました。お祭りのた…

【インディアンのおはなし】こころにすむおかみ

ある日、おじいさんが孫たちを集めて、お話をしました。 「よいかな、人の心の中には、2頭のおおかみがすんでいるのだ。」 「その2頭のおおかみは、わしの心の中でいつも戦いを繰り広げている。」 「1頭目のおおかみは、悪いおおかみで、それは恐れであり…

【インドの古い話】ウシの不平

話に出てくる、ボーディサッタとは「のちに仏陀になるはずの人」という意味で、お釈迦様の前の世の姿のこと。 内容 むかしむかし、ブラフマダッタ王が、ベナレスの都で国をおさめていたころのことです。ボーディサッタが、ある小さな村の地主の家の牝ウシの…

【インドの古い話】悪いことをしたイヌはだれか

話に出てくる、ボーディサッタとは「のちに仏陀になるはずの人」という意味で、お釈迦様の前の世の姿のこと。 内容 むかしむかし、ブラフマダッタ王が、べレナスの都で国をおさめていたころのことです。ボーディサッタが前の世にしたおこないのむくいで、イ…

【王さまシリーズ】1つぶころりチョコレート

王さまばんざい おしゃべりなたまごやき 著者:寺村輝夫 内容 1 さて、王さまの話をつづけましょう。 王さまは、チョコレートがすきでした。小ゆびのさきぐらいの、ころっところがるボールチョコが、大すきでした。 朝おきて、かおをあらうまえに1つぶ、べ…

【インドの古い話】サルと人食い鬼

話に出てくる、ボーディサッタとは「のちに仏陀になるはずの人」という意味で、お釈迦様の前の世の姿のこと。 内容 コーサラという国にある、このナラカパーナ(アシ飲み)の村のあたりは、むかしは深い森であったといわれています。その森のハスの池のなか…

【日本の絵本】なまえのないねこ

ぼくは ねこ。なまえの ない ねこ。だれにも なまえを つけてもらったことが ない。ちいさいときは ただの 「こねこ」だった。おおきくなってからは ただの「ねこ」だ。 まちの ねこたちは、みんな なまえを もっている。くつやさんの ねこは、レオ。「ぼく…

【日本の昔話】ベロ出しチョンマ

内容 時は江戸時代、その年、千葉の花和村一帯は日照りが続き、大凶作となった。 花和村の村人(百姓)たちは、花和村の名主、藤五郎の家に毎晩集まり、この先どうするか話し合う。逃散、打ちこわし、強訴・・・と案は出るのだが、なかなかまとまらない。 一方…

【韓国の昔話】孝行息子になったトラ

内容 あるところに、年老いた母親をお世話する、貧しい木こりがいました。ある日、木こりは山で大きなトラに会いました。 「これでもう、私の命は終わった」と、絶望的になった木こりは、一か八かでトラの前にひれふし「兄さん!」と泣き出しました。 木こり…

【イソップ物語】町のネズミと田舎のネズミ

内容 ある日、田舎に住んでいるネズミが、ごちそうするために、町に住むネズミを招待しました。 田舎のネズミは、小麦のクキや根っこ、どんぐりを食卓に並べました。 出された食べ物を見た町のネズミは、 「こんなものを食べながら、たいくつな生活をしてい…

【タンザニアの昔話】賢い医者のやせ薬

昔々あるところに、とても太った女性がいた。あまりにも太りすぎて、もう歩くのがやっとというありさまだった。 女性はどうにかしてやせたいと思って、ヨタヨタと、町で評判の医者を訪ねていった。 「先生、私はどんどん太るばかりで、今に破裂しそうです。…

【日本の昔話】わらしべ長者

昔々、何をやってもうまくいかず、右に見放された貧しい男がいました。 男は、通りかかった観音様に自分の命と引き換えでもいいから「運を授けてほしい」とお願いをしました。すると観音様は、こう言いました。 「御堂出たときにお前は転ぶ。そのとき何かを…

【神話】バベルの塔

内容 もともと地球上の人々は、同じ言葉を話す1つの民族でした。 東方に移動しながら生活し、やがてシュメールという土地にたどり着きます。 人々は神が作った石の代わりにレンガを、漆喰の代わりにアスファルトという技術を生み出し、それらを用いてとある…

【韓国の昔話】魔法の石うす

内容 昔々、あるところに王様がいて、魔法の石うすを持っていた。「ご飯よ!出て来い!」と言えば、ご飯が出てくるし、「ご飯よ!止まれ!」と言えば、石うすは止まった。 ある日、欲深い泥棒が宮殿に入り込み、石うすを盗んでいった。「王様に見つかる前に…

【イソップ童話】キツネとブドウ

内容 森の中を1匹のキツネが歩いていました。 ああ、お腹がすいたな、なにか食べ物はないかな~。 下ばかり見ていたキツネは、ふと、上を見上げました。 わーっ、おいしそうなブドウだ!よし、ブドウを食べてやろう。 キツネはうれしくなって、背のびして、…